2016年2月6日土曜日

ISISの大佐は、ブラックウォーターと国務省から11年間「対テロ」トレーニングを受けていた

以下は、カシウス・メスィルによる、

Terrorist Training in America: ISIS Colonel was Trained in “Counter-Terrorism” By Blackwater and U.S. State Department for 11 Years

の訳です。原文は2015年6月11日にThe Anti Media に掲載され、グローバル・リサーチに転載された(2015年10月22日)
(アクセス:2016年2月6日)

題名訳:
アメリカでテロリストの訓練:ISISの大佐は、ブラックウォーターと国務省から11年間「対テロ」トレーニングを受けていた


タジキスタンから来た元警察司令官は、最近ISISのビデオに登場し、昨年までずっと米国務省と、元軍事請負会社から訓練を受けていたことを認めた。

ノースカロライナのブラックウォーターの施設で、グルムロッド・ハリモフ大佐は「対テロリズム訓練」を受けた。

「2003年から2014年までハリモフ大佐は国務省の,外交上の保安/対テロリズム支援プログラムを通して、米国とタジキスタンで5つの対テロリズム・コースに参加した、」 と米国務省のスポークスウーマン、プージャ・ジュンジュンワラは述べた。

CNNの恐怖を煽るレポートによれば、

「このプログラムは、参加諸国からの候補者たちに、最新の対テロリズム戦法を訓練することによって、彼らが、現在カリモフ自身が参加しているような武装集団そのものと戦えるようになることを意図している。」

このビデオの中で、彼はロシア語で主要メディア・レポートにうってつけのスピーチをした:
「聞け、アメリカの豚ども、俺はアメリカに三回行ったことがある。お前らがイスラム教徒を殺すために兵士にどんな訓練をしているかを見ている...俺たちがお前らの住むところに行って、お前らを殺す。」

どんな類の徹底的な訓練が11年にも及ぶのだろうか、そして、この人物は実際何を学んだというのか。なぜ、そして、どうやってこの人物は、米国と深く繋がっていると同時にロシアからの訓練を受けたのか。

もしも、米政府がISISに対処する戦略を持っていない、という証拠が必要なら、ここにある。これ以上にあからさまなものはないだろう。このグループは、数十億ドルものアメリカが供給した軍事装備を捕獲し、欧米諸国の爆撃を受けているにもかかわらず、その領地を拡大しつつあり、そして、最近漏洩した文書は、米国が、ISISの創設を予測し、それを奨励すらしたことを証明している。その間ずっと、米国は市民の払った税金で賄われた武器で「イスラム国」の軍隊に参加する戦闘員を訓練していた。その「イスラム国」は、別の米国資金による軍備品で装備された軍と対峙している。筋道が通っているようだ。


(*原文にはCNNの動画が付いている。)


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