2016年9月5日月曜日

元ブラックウォーターがシリアでの「政権交代を援助」:ウィキリーク発表


以下は2012年3月21日、シリアでの紛争が始まって約一年後にRTに掲載された、

WikiLeaked: Ex-Blackwater ‘helps regime change’ in Syria

ことができるかだ。」とストラトフォーの対テロリズム副所長のフレッド・バートンに宛てられたEメールで述べられている。

発信源、ジェームズ F. スミスはこの情報が信憑性の高いものであると報じている。彼はSCGの最高経営責任者であり、以前、今はアカデミの名で知られる、悪名高きブラックウォーターの取締役であった。別の通信で、スミスはストラトフォーに、彼が中央情報局(CIA)の経歴があり、「もと国防省、CIA、取締機関職員であった者たちによる会社を率いている。」と自己紹介している。

SCGのシリア反政府勢力との任務は「米下院情報特別委員会のメンバーでノースカロライナ州の共和党議員の「(スー)ミリックからの上空援護」だとされる。この委員会はアメリカの諜報界を監査することを委託されている。このメールでスミスは「リビアで我々が行ったように、反対勢力のメンバーを保護支援するサービスを提供するつもりである」と付け加えている。

レバノンの日刊紙アル=アクバールによれば、スミスはストラトフォーと情報を共有した広範な記録を持つ。この日刊紙はウィキリークがストラトフォーの個人Eメイルを暴露するにあたって情報パートナーとして選んだ報道機関の一つである。

この安全保障請負人は、2011年の反乱時にリビア国民評議会のメンバーに提供したサービスの内部データを渡している。それは、 内戦時に紛失した携帯式地対空ミサイルの捜査や、ムアンマール・ガダッフィ暗殺などを含む。

Eメールの証跡はストラトフォーのメールサーバがハッカーグループのアノニマスによって侵入されたと報告される数日前の12月半ばに終わっている。ウィキリーク告発サイトにEメールが公表され始めたのは2月の終わりで、ハッカーチームから渡されたようである。

米国はSCGのような民間請負会社への依存度を高めており、以前には正規軍が行っていた職務が外部委託されるようになった。これらの「現代傭兵」職員たちは、人身や地域の防衛、情報収集、そしてイラクやアフガニスタンのような国々で新兵トレーニングといったサービスを提供している。

このような慣行を批判するものは、このような会社が説明義務に欠け、政府がその関与を否定しつつ、「極秘作戦(ブラック・オペレーション)」を行うことを可能にすると主張している。